金鯱賞2017 回顧と反省
早速ですがレース回顧をしていきます!
◎ルージュバック……8着
○サトノノブレス……11着
▲ヤマカツエース……1着
☆ロードヴァンドール……2着
△ステファノス……6着
本命だったルージュバックは大惨敗。考察に書いた唯一の懸念、枠順が大きく響いてしまいましたね……激走するならここと思っていたので正直残念です。
ですが穴で推薦したロードヴァンドールは二着に食い込んできました!こちらは思っていた通りの展開でよく最後まで粘ってくれましたね。
今後もこのような穴馬を見つけていきたいと思います!
勝ったヤマカツエースは正に完勝言った内容。大舞台である大阪杯に向けて絶好のスタートを切れたのではないでしょうか。また内回りが得意な馬なので阪神内回りで行われる大阪杯では間違いなく首位候補の一角でしょう。
金鯱賞2017 予想
では早速印と根拠を挙げていきます。
言わずと知れた"元"怪物ですね。この馬はなんと言ってもG1を除いた重賞レースでの成績がずば抜けているのです。トライアルレースとなる重賞レースではペースが緩むことが多くあるため、スローからのヨーイドンを得意とするこの馬には好都合ということなのでしょう。距離も左回りも◎。気になるのは枠だけ。
http://joester.hatenablog.com/entry/2017/03/10/225854
前回の記事でも言った通り今年の金鯱賞は大阪杯のトライアルレースとしての意義が強くなりました。つまり有力馬達はここで仕上げてくる必要はないのです。その中でこの金鯱賞へ向けて全力で仕上げてきているサトノノブレスに重めの印を打ちたいと思います。中京コースは得意で、この馬も重賞レースでは安定した成績を残しています。調教の動きも良く◎。
この馬達が大阪杯へ向けての叩き台として金鯱賞を使ってくる連中です。まあもちろん力はありますし余程のぬるぬる仕上げで無ければ普通に勝ち負けまでありえます。パドックは要チェック。
☆ロードヴァンドール
正直、力は落ちますがこの馬も金鯱賞を全力で狙いに来てる馬の一頭。中京コースは比較的前が残りやすい傾向にあり、このレースはペースも緩みそうなのでしっかりと先行することのできるこの馬を買ってみたい。
追える騎手と追えない騎手2
http://joester.hatenablog.com/entry/2017/03/07/125659
遅れてしまいましたが前回の続きを。
結論から言いますが
追える騎手、追えない騎手というのは幻想にすぎず実際には存在しないのです。
今回もラニを例に挙げます。
ラニのベストパフォーマンスと言えば………
UAEダービーですよね!
レース映像を見ていただければ一目瞭然ですが、行き脚のつかないラニを鞍上の武豊騎手は無理に追っていません。道中も内田騎手、ムーア騎手のように激しいアクションで追わなくてもラニはスイスイ伸びていますよね?
もちろんレース条件やメンバーによる影響もあるかもしれません。それでも
力強く馬を追える騎手の方が馬は伸びるという認識は間違い
ということが今回のラニの走りで分かったのではないでしょうか。
追える騎手と追えない騎手1
あの騎手は貧腕で追えないよね。
最近ネットでこのような言葉を見ることが増えてきました。
みなさんも騎手が追っている姿を見て「この騎手は力強く追うな」などを思ったことがあるのではないでしょうか。
ですが、力強く追ったぶん馬が伸びるというのは単なる幻想にすぎないのです。
今回はラニを例に挙げて書きたいと思います。
先日メイダン競馬場で行われたアルマクトゥームチャレンジラウンド3に日本馬のラニが出走しました。
ラニと言えばあの珍獣()ゴールドシップを彷彿とさせるようなズブさで、まともに走る方が珍しいとさえ思う馬ですよね。今回そんなラニに跨ったのが“剛腕”と謳われるR・ムーア騎手でした。
ムーアならラニも動くだろう……誰もがそう思ったのではないでしょうか。
はい。
結果は見ての通りです。
終始ムーア騎手が追いっぱなしでしたがラニは一向に伸びる気配はありませんでしたよね?まったく伸びていないところを見るとむしろやる気を削いでいたのではないかと思える内容。
「じゃあどういう騎手が追えるんだよ」
というのはまた明日。