桜花賞考察【アドマイヤミヤビ】
今回考察するのは二番人気になるであろうアドマイヤミヤビです。
この馬もソウルスターリングと同じで過去に強い牡馬(カデナ等)を負かしてきた馬です。前走もクイーンCで上がり最速を叩き出して危なげなく勝利しました。
馬体は牝馬らしくスラッとしており、均整のとれた綺麗な馬体をしています。歩様は柔らかく、跳びも大きくて綺麗です。まさに"雅"ですね。ただソウルスターリングほどの力強さは感じないので、距離はもう少しあった方が良さそうに思えます。
前回のソウルスターリングと同じ結論になりますが、この馬も軽視することは不可能に近いでしょう。マイルは少し短いと思いますが、前走を含め普通に勝っているのであまり問題にならないかと。むしろこの馬の末脚は差し馬有利の桜花賞においてとても魅力的ですよね。
ただ当然ながらこの馬にも懸念はあります。まずは馬場状態です。これだけ跳びが綺麗だと重馬場は得意そうには見えません。
2点目はローテーション。クイーンCから直行の馬の勝利が未だに0なのです。
3点目は反応の鈍さです。多少ではありますが、追い出してからの反応が鈍いところがあります。外枠を引いてスムーズに競馬ができればいいですが、内枠に入って追い出すタイミングが遅れてしまうと、ソウルスターリングまで届かない可能性が高くなってしまいます。
ですのでこの馬を軸にするかどうかは枠順を見てから決めたいと思います。
ソウルスターリングの考察はこちら
http://joester.hatenablog.com/entry/2017/04/04/164640